とりあえず慢性膵炎ということらしいです

日常生活での慢性膵炎に関することなどを書いてみようかと。

これまでの経緯

調子がおかしいなと思ったのは,5年前の年度末。

3月の歓送迎会などが続き,飲み会が多くなりました。

元々,お酒は強くないのに,お酒の場は好きで,酔っぱらってテンション上げるのが楽しかったのです。日々のストレスをお酒で紛らわしていたのかもしれません。

焼肉が2日連続で,その2日目の時に,あまり食べていない,ビールもジョッキ1杯くらいだったのに,気持ち悪くなってお店のトイレで戻しました。「なんか体調が悪いなぁ」としか思いませんでした。

その後も飲み会があって,断れずに行った飲み会で,とうとう,ほぼ食事も取れずに同僚の車で帰ることになったのですが,その道中,非常に気持ち悪くなったのと,おなかが痛くなり,途中で下してもらおうと思いましたが,田舎道でそこで下してもらっても帰る手段がなかったので,脂汗をかきながらなんとか最寄りの駅まで送ってもらいました。

「これは,まずい・・・」と思いました。次の日は,休みだったため,近所の内科に行き胃薬らしきものを処方されました。でも全く体調はもどらず,更に気持ち悪く,体がしんどくなりました。お腹の痛みはあったかどうかはっきりと記憶がありません。

次の日,インターネットで消化器内科のある病院を検索して,近所の別の病院にいってみました。症状を説明すると「膵炎の疑いがあるね」ということで,血液検査,エコーやらレントゲンを撮られて,「少し膵臓が腫れているね。初期の慢性膵炎だね」とあっさり,膵炎キャリアになってしましました。

なかなか膵炎と診断されなくてお困りの方も多いと聞いているので,ある意味,幸運だったのかもしれません。ただ,「膵炎は治らない病気」だとか,「お酒ダメ,脂っこいものダメ,カフェインダメ,刺激物だめ。精進料理みたいな和食を中心にしなさい」との食事制限を課せられました。胃も荒れていて,逆流性食道炎もあったようで,それにも対応する薬を処方されました。

それから,比較的はやく,気持ち悪さや体のしんどさが抜けて「おー,治った!」と喜びました。のど元過ぎればなんとやらで,お酒を再開してしまいました。

出張の時、2日連続で飲み会があって,中ジョッキビール1杯づつでしたが,飲めました。「あれ,膵炎って気のせいか?!」と勘違いします。翌日,朝,普通にコーヒーを飲んで,昼はパン屋さんでもコーヒーを試飲しました。すると,その後、みるみる体の調子が悪くなり,「あー,やっぱり,治ってないんかぁ。。。」。この時はちょうど,実家の近くに出張だったこともあり,実家で2日間くらい寝込みました。

そのあとも,調子がよくなれば,「あれ治った!」と勘違いし,お酒を飲み,やはり,調子がわるくなり。。。というのを1年間で,3,4回くらいは,繰り返したような気がします。

その間には,病院の診療もあったのですが,調子が良い時に定期健診のために病院に行ったときには,「ビールをコップ1杯くらいは飲んでもいい」というようなことを言われた記憶があります。この言葉もあってか,すごく勘違いしていたのかもしれません。

その後は,さすがに禁酒を決意しました。

お酒はやめられたのですが,膵炎診断の前に,コーヒーも1日5杯くらい飲んでいました。職場での水分はコーヒーで取っていたような気がします。で,コーヒーはやめられませんでした。もちろんスタバやタリーズのディカフェも飲んでいましたが,家や職場では普通にコーヒーを飲んでいました(量は減らしましたが)。

また,トンカツや焼き肉とかも普通に食べていました。調子の良い時は薬も飲んでいませんでした。

でも次第に膵炎の兆候が表れ始めて,トンカツを食べた後や、焼き肉を食べた後に体調を崩すことが出てきました。

今年の一月に飲み会で(もうこの頃はすでにビールは飲んではいなかったのでノンアルコールビールは飲んだ)唐揚げ,ピザ,キムチ鍋,コロッケと超お腹に刺激のあるものを食べて,そのお店でお腹がいたくなり,下痢をして大変な思いをしました。

禁酒後の僕の兆候は,脂っこいものを食べた後,下痢になって,体調を本格的に悪くして2,3日寝込むという感じでした。

ただ,最近,ミスドのドーナッツと紅茶程度でも,おなかの調子を崩すことが出てきています。今年の1月からは体調もすぐれず,体重もかなり落ちてきました。

5年たって,ようやく,膵炎に向き合えているような気がしてて,ちょっと,気合を入れなおしているところです(遅いのかもしれませんが・・・)